『新丸子 路地裏のお店 深掘りガイドブック』のご案内(4)

今回は、『新丸子 路地裏のお店 深掘りガイドブック』を作っていただいた編集者、細川生朗(ほそそかわ せいろう)さんのことを紹介しましょう。

「編集者」といっても、一般の方々にはなかなかわからない職業かもしれません。時々、テレビのバラエティ番組などでその時々に流行りの有名な編集者がコメンテーターとして登場するのを見かけるくらい。あるいは、出版社で本を作る仕事をしている人、というくらいでしょうか。でも、具体的に何をしているのか? というと・・??

「本を作る」というと真っ先に浮かぶのが、文章を書く人。有名な人は作家さんと呼ばれますが、だいたいはライターさんと呼ばれます。イラストを描くのはイラストレーター、写真はフォトグラファー(一般にはカメラマンですが、女性も多くなりましたので、最近はフォトグラファーと呼ぶことが多くなりつつあります)、文章やイラストや写真をレイアウトするのはデザイナー、印刷するのは印刷所の仕事です。

さて? 編集者はいずこ?

実は、ライターやイラストレーターやフォトグラファー、デザイナー、印刷会社などなど、本づくりに関わる人たち全てをまとめる役目をして、本の方向づけを決めるのが編集者の仕事になります。映画やテレビでは、ディレクター(監督)と呼ばれる仕事に似ています。オーケストラでいえば、指揮者でしょうか。

というわけで、細川さんはこんな方です。

1967年生まれ。1991年に情報センター出版局に入社。

『水原勇気0勝3敗11S』『笑う出産』などのヒット作を編集。

ガイドブックの仕事も多く

1995年に『ベトナム・センチメンタル』、1998年に『旅の指さし会話帳①タイ』を企画・編集。指さし会話帳はシリーズ累計500万部以上となる。

2001年に情報センター出版局を退職。その後、フリーの編集者として、実用書を中心にした単行本の企画・編集、自費出版の写真集や記録集の編集、社史の編纂などを手がけている。

情報センター出版局といえば、少し年配の方なら、「椎名誠をはじめとした昭和軽薄体と呼ばれた著者たちのエッセイ本 (wiki)」で記憶されているかもしれません。1983年に出版された藤原新也さんの『メメント・モリ』もヒットしました。比較的小さいけれど、いぶし銀のような出版社として、知られています。

現在は、『旅の指さし会話帳』シリーズがつとに知れています。コロナの影響を受ける前なら、海外旅行に行くときにお世話になった方々は少なくないはずです。イラストでできた辞書のような本の中を指さすだけで、見も知らぬ外国の人たちと会話ができてしまう! でもって、少し慣れると、その国の言葉がどんどん身についてしまう! という魔法のような本。

これを発案し、100カ国以上を網羅、累計500万部以上の売り上げを誇るシリーズに育て上げたのが、他でもない、この細川さんなのです。

2001年に情報センター出版局は退社し、文春ネスコで伊藤文学さんの『編集長「秘話」』を出版したりした後にフリーの編集者として活躍しています。もちろん『旅の指さし会話帳』シリーズも、ずっと関わり続けていて、現在は、指さしアプリの開発なども手がけているそうです。

以下、細川さんが手がけた本のいくつかをご紹介します。『新丸子路地裏のお店 深掘りガイド』は、こんな細川さんが編集者として関わってくださったお蔭で、見やすく、わかりやすく、キレイな本に仕上がったわけなのです。

だからといって、どこをどうやった、というのが伝えにくいのが編集の仕事なのですが、「なんとなく読みやすいなぁ」、「お店の魅力がよくわかるなぁ」などと思っていただければ、それが細川さんの腕の見せ所だと思ってください。

ベトナム・センチメンタル(1995年)

吉本興行百五年史(2018年)

平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼(2018年 )

赤と白、わが人生(2021年)

旅の指さし会話脹 タイ(1998年)

標準デジカメ撮影講座(2003年)

90分でまるわかりベトナム(2017年)

売れる商品写真撮影講座(2016年)

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